社会福祉法人みどり福祉会 玉川保育園

Childcare Diary スマイル

盲導犬ってすごい!

2023年01月19日

言葉で気持ちを伝えられないって、どんなだろう?
目が見えないって、どんな不便があるんだろう?

ふだんは、なかなか意識することが少ない障がいについて、
理解を深めようと「いろいろなキモチのつたえかた教室」が開かれました。

最初は手話の勉強です。
「ありがとう」
「いただきます」
「おいしい」…………。
青森市ろうあ協会の先生から簡単な手話を教えてもらいました。

次は、子どもたちがジェスチャーで動物を表現し、それを当てるクイズです。
両手を耳にあてて「ウサギ」。
爪をたて、ひっかくような仕草をして「ライオン」。
鼻が伸びたように表現して「ゾウ」。
言葉はなくても、仕草によって相手に気持ちを伝えることができることを実感したようです。

続いて、盲導犬が登場しました。
ラブラドールの女の子「グミ」ちゃんです。
大勢の子どもたちを前にしても興奮することなく
青森市視覚障害者の会の先生の歩調に合わせるように
ゆっくりと誘導しながら登場しました。
横断歩道でも上手に誘導し、完璧な仕事ぶりを見せてくれました。

グミちゃんのように、子どもたちも誘導を体験しました。
声で誘導しながら先生と一緒に会場を一周しました。
グミちゃんの仕事を知ることで、
盲導犬って、とっても大切な、賢いパートナーなんだと気付いたようでした。

ハーネスをつけたグミちゃんはお仕事中です。
街中でみかけたとしても、
触らない
声をかけない
エサをあげない
これを守ってね、と先生からお願いされました。

子どもたちにとって、とても勉強になった一日でした。